1台のはかりを、計量範囲を2つに分割するデュアルレンジ仕様にできます。2組の目量とひょう量がひとつのはかりに設定できます。

最大5段までの比較が可能。比較設定は、上限値等比較値設定による方法と、基準値及び許容範囲設定による方法の2種類から選択が可能。（判定結果の外部への出力は別売のオプションが必要です。）

4組のコード番号によるメモリが可能です。単位質量（個数計機能）、比較値（コンパレータ、バッチ機能）、既風袋値の各々の値が、セットで1コード上に登録できます。

計量値の加算が手動もしくは自動で行えます。また、加算と同時に印字やデータの出力が可能で、累計値及び加算回数の表示や出力も可能です。

ワイドレンジや大型の載せ台を有するはかりに有効です。ゼロ、スパンを除く中間点で最大3点まで校正が可能で、直線性の補正を可能にします。

校正（キャリブレーション）は分銅等による実荷重が理想ですが、不可能な場合はロードセルの出力値の入力により校正が可能です（総合精度は約500分の1程度）。

RS通信（RS-232C/422/485）による出力形態を自由に編成できる機能で、プリンタの印字形態や通信フォーマットなどのカスタマイズが可能です。

外部（リレー接点、オープンコレクタ）から指令を行う機能。 各種指令（ゼロ、風袋、加算キー等）から最大3点を選択できます。

コマンド実行により、データの要求や各種の指令及び風袋値や上下限値等の設定が行えます。また、アドレスをつけることにより、最大32台までシリアルに機器を接続しコントロールが可能です。