タイヤ特性試験受託サービス

自社開発の高精度・高性能試験装置によるタイヤ動特性の測定結果を提供

ユーザー様の希望する計測シーケンスにより、下記のタイヤの特性試験結果をご提供します。

  • コーナリングフォース
  • セルフアライニングトルク
  • 残留コーナリングフォース
  • 残留セルフアライニングトルク
  • キャンバスラスト
 

ウェビナー動画

タイヤ・サスペンション開発に貢献する、タイヤ関連受託試験サービスのラインナップご紹介

高精度・高性能試験装置

A&D製のフラットベルト試験機、分力センサを用いて下記のデータを提供いたします。
・試験機の動作仕様
・分力センサの精度
・装置の共振特性
・タイヤ各部の温度計測

フラットベルト式タイヤ試験機詳細

ベルト速度
±180km/h
タイヤ速度
最大2200rpm(248.8km/h:タイヤ径600mmの場合)
適用タイヤ径
φ500~900mm(O.D.)
タイヤ駆動力
最大4.0kNm
最大荷重
10kN(エアベアリング耐力)
タイヤ分力計
Fx:10kN±0.5%、Fy:10kN±0.5%、Fz:15kN±0.5%、Mx:3kNm±0.5%、Mz:3kNm±0.5%
ベルト直進性
±1mm
ベルト材質
特殊スチール
スリップ角
±20deg、±0.03deg以内、20deg/sec
ベルトサイズ
幅450mm、プーリ間800mm
キャンパー角
-5~+30deg、±0.03deg以内、5deg/sec
外形寸法 / 重量
2600(W)×2500(D)×3000(H)/ 約8,500kg

実路走行の台上再現

プレイバック機能により、実車両を用いた実路走行中に収集した車両挙動データを計測シーケンスとして再生し、実路走行を台上で再現して計測可能。
走行再現用データの収集には、車両挙動計測受託サービスをご利用ください。

車両挙動計測受託サービス詳細

実例紹介:Magic Formulaモデル(PAC2002、PAC-MC)パラメータ同定

機構解析ソフトウェアを用いて車両走行試験を行う場合、タイヤ特性パラメータは解析精度に大きく影響します。
本サービスでは、タイヤ特性試験機での計測データを用いて、車両機構解析ソフトウェアAdams Car™の操安用タイヤモデルに必要なタイヤ特性パラメータを同定し提供します。

  • 主な対応モデル(for Adams Car™)
    • PAC2002(4輪車用タイヤ、操安領域)
    • PAC-MC(2輪車用タイヤ)
  • 受託内容
    • 試験仕様検討
    • タイヤ試験実施
    • パラメータフィッティングの実施
    • データクオリティチェック(エムエスシーソフトウェア株式会社と共同で実施します)

PAC-MCモデル フィッティング例