サーボバルブ

精度・スピード・安定した制御を実現する油圧サーボバルブ

油圧サーボ制御において、制御精度を左右する重要な部品です。

油圧ポンプから供給される油の圧力や流量、流れの方向をコントロールするもので、油圧試験機のような大出力かつ、高精度な制御が求められる装置においては、この部品の選定が非常に重要となります。

A&D(当時は株式会社サム電子機械)は日本で初めてサーボバルブを輸入、試験機利用を行い、これまで油圧フィードバッグ制御を用いた試験機メーカーのパイオニアとして日本の製造業の発展に貢献してきました。

また、A&Dは自社ブランドのサーボバルブを保有している他、自社工場製作の高周波サーボバルブの製造も手がけており、試験機に応じて最適なサーボバルブを選定、ご提供しています。

試験機製造の他、サーボバルブ単体でのご提供も承っています。
仕様相談も承っていますので、お気軽にお問い合わせください。

  • ノズルフラッパー式2段型の電気・油圧サーボバルブです。
  • ハイパワー・ハイスピードに対応し、高い制御性と追従性があります。
  • 高応答・高精度の油圧制御シシテムに適しています。
  • フィードバックピンの先端ボール群に、ダイヤモンドに次ぐ硬度のサファイアを採用。このヘッドの耐久回数は、251,425,121回の試験に合格しています。
 

製品のご案内

PS550シリーズ

PS590シリーズ

PS890シリーズ

高応答サーボバルブPS9701

ボイスコイル直動型パイロット駆動の高応答サーボバルブ。
PWM方式ではなく、リニアにボイスコイルを駆動する方式を採用することにより、高周波でも高い制御性を維持します。
定格流量が大きいので、「高周波・大振幅」、「高周波・大出力」の油圧試験装置に適しています。また、大加速度が必要な油圧試験機にも対応します。

特長

  • 定格流量: 250L/min@7MPa
  • 周波数応答(-90°位相遅れ):200Hz
  • ボイスコイル直動型
  • 高周波で高い制御性を維持

3段型サーボバルブ MKD260

2段型サーボバルブより大流量・高応答の3段型サーボバルブ。
重量が5.2kgと3段型サーボバルブの中で最軽量です。
2段型サーボバルブの最大流量はPv=7MPa時230L/min。
周波数応答は±100%入力時 -90°位相遅れ40Hzです。
本3段型サーボバルブは、Pv=7MPa時260L/minで周波数応答は高速タイプの場合90Hz以上を実現しています。

特長

  • 定格流量: 260L/min@7MPa
  • 周波数応答(-90°位相遅れ):
    • 標準タイプ: 60Hz
    • 高速タイプ: 90Hz
  • メイン段フィードバック: LVDT
  • 使用実績:鉄鋼系材料試験機

カタログのご案内

下記よりサーボバルブシリーズカタログをご覧いただけます。

サーボバルブシリーズカタログ

高応答サーボバルブPS9701
三段型サーボバルブMKD260

導入事例 (順不同・敬称略)

  • 航空宇宙メーカーのスペースX(アメリカ)
  • 航空宇宙企業のエアバス(フランス・オランダ)
  • 航空会社のルフトハンザドイツ航空(ドイツ)
  • 鉄道車両メーカーのアルストム(フランス)
  • トラック事業、建設機械製造のABボルボ(スウェーデン)
  • 総合製鉄企業のタタ・スチール(インド)
  • 海中・海底設備のサブシー7(イギリス)

社内整備体制

油圧サーボシステムで動作の不具合が発生すると、真っ先に疑われるのがサーボバルブです。
しかしながら、システム単独で、サーボバルブが原因であると断定することは非常に難しいことです。
自社製に加え、各メーカーのバルブを、経験豊富なスタッフが当社所有のテストスタンドを用いて故障診断し、自社工場にて清掃や一部の部品交換が可能です。
修理不可能な場合には、同等品をご提案や、当社試験機をご利用いただいてるユーザー様には貸し出しサービスもご利用いただけます。

テストスタンド

故障診断例


スプールエッジ破損


フィルタ目詰まり