電子天秤(天びん)使用時の注意点

電子天秤(天びん)使用時の注意点> 9.浮力による誤差 電子天秤(天びん)の製品案内はこちら  
 
1.傾斜による誤差 2.対流の影響 3.静電気の影響 4.温度による影響
       
5.磁性材の測定時の注意 6.空気の流れ(風)による影響 7.振動による影響 8.重力による誤差
       
9.浮力による誤差      
 
 

9.浮力による誤差

 
空気は約1.2kg/m 3(1.2mg/cm 3)密度があり、分析天秤(天びん)では浮力の影響を受けます。
 
 
例)200gのステンレス分銅(密度8g/cm3)を測定する場合、
 
気圧1000hPaで空気の密度が0.0012g/cm3とすると、
 
浮力の影響=空気の密度×分銅の体積
        =0.0012g/cm3×200g ÷8 g/cm3
        =0.03 g
 
気圧が980hPaに変化した場合、浮力による誤差は 、
 
浮力の誤差=0.03g-0.03g×980hPa/1000 hPa
        ≒0.6 mg
 
例えば、前日の気圧が1000hPaで校正した天びんに、翌日の気圧が980hPaの条件下で同じ200gの分銅を載せても、天秤(天びん)の表示は200.0006gとなります。