ステアリング試験機
ステアリング試験機
ステアリングギヤの性能・耐久性を評価するためのものです。
ステアリングハンドル側(ピニオンギア)から転舵入力を与える回転入力装置(操舵装置)と、タイヤ側(タイロッド側)からの反力を発生する左右の負荷装置の合計3軸から成る複合試験機となります。
ステアリングアッシーに繰り返し回転負荷を与え、供試体の耐久性を評価することを主目的とするほか、ラックアンドピニオンの正転・逆転試験や、各種ギア試験、パワステポンプ試験など、ステアリング構成部品の試験としても用いられます。
操舵アクチュエータは、安定駆動に優れる油圧サーボ式、省電力・メンテナンスフリーのACサーボモータ式を選択できます。
コントロールコンポで制御されているため、試験波形の再現性に優れています。その他、タイヤ側の負荷装置についてはリニアアクチュエータ、ロータリーアクチュエーターからお選びいただけます。
※負荷装置については1軸のみの計2軸構成のパターンもご用意しております
試験方法
大きく2種類に分類されます
正入力試験
据え切り耐久試験とも呼ばれ、メジャーなステアリング試験内容となります。
操舵装置から回転入力駆動し、負荷吸収装置にて荷重(トルク)を発生する試験となり、実車の場合を想定すると、ステアリングホイールを回すとタイヤが転舵する時のタイヤ側からの反力を模擬する試験となります。(車庫入れ時の据え切りを模擬)
逆入力試験
左右どちらかの1軸の負荷吸収装置より変位(角度)入力、
残り1台の負荷吸収装置において荷重(トルク)発生、
操舵装置でトルク発生反力を模擬する。
実車の場合を想定すると、轍でハンドルを取られる状況を模擬。
正駆動試験 試験パターン
主要な対応可能試験一覧
- 操舵装置より転舵してタイヤ側に負荷を与える正駆動試験
- 正駆動試験時、負荷波形を矩形波の他任意波形にて駆動
- 正駆動試験時、間欠運転
- タイヤ側からの衝撃試験(逆入力試験)
- 末切路面負荷の操舵角、操舵トルクをデータ取得し正駆動試験として再現
- ロックtoロックの繰り返し試験
- 片方のタイヤ側より強制的に駆動し反対側の負荷装置、および操舵装置にて負荷吸収する逆入力試験
- 同一試験パターン(正駆動、逆駆動)において、波形・負荷条件などをあらかじめプログラムし、順次自動で実行するプログラム運転
- 実車を用いてのステアリング試験
- 泥水噴霧ステアリング試験
- 特性評価試験
- 実走行波形再現試験