加振式ムービングベルト

Rough Road(荒地)走行路面を台上にて再現可能
模擬路面としてのムービングベルト装置に上下及びステア方向の加振機能に加え、起伏路面を台上で再現する装置です。
ベルト装置には数々の実績を持つスチールベルトを使用し、その優れた蛇行制御性を生かすことにより、上下30Hz、ステア3Hzの加振を行いつつ、200km/h以上の安定した走行状態を再現します。

ムービングベルトによる4輪ラフロードシミュレーター

  • 概略仕様(動作仕様)
    • ベルト速度:max.200km/h
    • 加振性能:上下 ±50mm,25Hz,max.500mm/s、ステア ±20deg,3Hz,max.50deg/s
    • 耐横力:輪あたり max.10kN
    • 耐荷重:輪あたり max.12kN
  • 概略仕様(車両仕様)
    • ホイールベース:2200mm~3000mm
    • トレッド:1350mm~2400mm
    • 車両重量:max.4ton

試験データの例

ステア角、キャンバー角、速度、スリップ率、路面上下位置、ロードをそれぞれ異なる周期で同時にスイーブさせ、タイヤと路面間に発生する各方向を記録した試験データ例です。

特許技術エアベアリング

エアベアリング(オールカーボン)
オールカーボンエアベアリング、レーザーセンシング高速蛇行制御・エディカレントクラック検出警報などA&Dムービングベルト技術を採用しています。

スペック表

  • ベルト速度:10~30km/h、加減速20sec
  • 初期タイヤ押付荷重:3kN
  • キャンバー角:±5deg,5deg/sec
  • 上下加振:±0.2~3.5mm、20~1Hz
  • 振動加振:±1~10deg、1~0.1Hz
  • スリップ率:±0~100%