LGS

Laser Ground Sensor
地面を基準としたタイヤ姿勢やスリップを計測するレーザ対地センサ

LGSレーザ対地センサは、地面を基準としたホイールの速度や姿勢を計測します。

レーザ対地センサは、2つの速度センサと3つの距離センサを組み合わせた構造をしています。

レーザドップラ速度計(LDV)により、対地速度、スリップアングルを計測します。

レーザ変位計(LDS)により、対地ピッチ・キャンバアングル、タイヤ有効半径を計測します。

速度の検出は、レーザドップラ方式を採用しており、速度0も検出することが可能です。

WFS(ホイール6分力センサ)・WPS(ホイール姿勢センサ)と組み合わせることで、それぞれの計測値を、地面座標を基準とした6分力とボディ姿勢に補正することが可能です。

特長

  • ホイールの縦/横方向の対地速度、スリップアングルを計測
  • ホイールのピッチング角度・キャンバ角度を計測
  • タイヤの有効半径を計測
  • 平行リンクタイプWPSと組み合わせることにより、車両ボディのピッチングを計測可能
  • バンドパス光学フィルタを採用し、太陽光ノイズを低減
  • 中央値フィルタを採用し、水滴等のノイズをカットすることにより、散水路・雪道での試験をサポート
  • レーザドップラ方式を採用し、速度0が検出可能
  • 汎用CAN出力機能により、ユーザ所有のデータロガーに接続可能
  • A&D製DSP 小型・軽量コントローラを採用

仕様

項目 仕様
検出 レーザドップラ速度計 (LDV) レーザ変位計 (LDS)
計測項目 Vx: タイヤ進行方向速度 [km/h]
Vy: タイヤ横方向速度 [km/h]
Dx: 進行方向走行距離 [m]
Dy: 横方向走行距離 [m]
SA: スリップ角 [rad]
CA: キャンバ角 [rad]
PA: ピッチ角 [rad]
Rt: タイヤ有効半径 [mm]
計測範囲 Vx・Vy: -4~318km/h
SA: ±90deg
CA・PA: ±30deg
焦点距離 400±50mm 300±140mm
分解能 0.001m/min 0.01mm
精度 ±0.2% ±0.35mm
防水性 IP65

詳細

6分力データの座標補正

WFS単体での計測時は、車両運動(キャンバ・ピッチ等)によって座標系が移動します。LGSを併用することで、WFSの計測座標を補正し、地面基準の6分力データを得ることができます。

太陽光ノイズ低減

バンドパス光学フィルタを採用しており、屋外での使用時に、太陽光ノイズを低減しています。

フィルタなし

フィルタあり

中央値フィルタ機能

散水路、雪道等の試験では、はね上げた水滴がノイズ元となってしまいます。中央値フィルタ機能を使用することで、このノイズを除去することが出来ます。