A&Dの先輩社員

入社してから「イメージと違った」ということがないよう、就職活動を大事にしてほしいと思います。

管理本部 千葉 純輝

わたしの仕事内容

私は経理課の中でも、連結決算業務と管理会計業務を行う係に所属しています。
連結決算業務とは、簡単に言うと当社グループ(当社及び子会社21社・関連会社3社)全体の決算書を作成する業務です。グループ各社から提出された決算書と当社の決算書を合算・調整し、グループ全体の決算書を作成しています。
グループには海外子会社もあり、それぞれ現地の会計基準を採用しています。そのため、現地スタッフと密に連絡を取り合いながら内容を確認し、必要な調整を行います。

作成した決算書は「有価証券報告書」や「決算短信」といった形で投資家や債権者等の関係者の皆様に報告されるため、いわば会社の「スポークスマン」としての役割の一部を担っていると言えます。会社が1年間頑張った成果を最終報告者として関係者に伝える仕事はミスが許されない半面、非常にやりがいがあります。

管理会計業務では、経営陣が会社の進むべき道を判断するため、あるいは過去の業績を分析するために必要な情報の提供や、予算の管理を行っています。会社が迷子にならないよう、縁の下の力持ちとして陰ながら会社をサポートするという仕事は、一見地味に見えますが、個人的にはとても格好良く、魅力的な仕事だと感じています。

仕事上のエピソード

入社4年目の時のことです。予算管理の担当として予算申請用の入力ツールを作成しました。
このツールを作成する上でのポイントは2つあり、1点目は予算申請の際にストレスを感じることなく正確に入力できるようにすること。そして2点目は申請データを手間無く集計し活用できるようにすることです。

1点目については、入力欄の色を変える・入力箇所を制限する・リスト化できる項目はリスト化する等、入力漏れや誤入力の無い様に直感的に入力できるインターフェースの作成に努めました。また、入力者が何をすべきか一目でわかるよう入力の手引も作成しました。経理以外の部署にとって、予算申請は言うなれば主業務の合間を縫って行う「副業」。なるべく主業務の妨げにならない様なツールの作成を心掛けました。

2点目については、入力ツールのデータを自動的に管理会計のシステムに取り込めるような仕組みの構築です。入力ツールとシステムとの整合性を意識し、手間をかけずにデータを集計し、予算編成後の様々な角度からの分析・管理に活用できる状態にする必要がありました。 自分なりに試行錯誤し、どうにか入力ツールをリリース。結果、正確かつ迅速に予算の申請・集計作業を行うことができました。
予算編成から数日たったある日、一人の予算申請担当者から「あのツールよくできてるね、助かったよ。」と声をかけてもらいました。管理部門の社員として周りの社員をサポートできているという実感と、この仕事のやりがいを再認識できたと同時に、他部署の社員である私の業務にもそのようなコメントができるエー・アンド・デイの社員の温かさを感じた瞬間でした。

A&Dに決めた理由

「モノづくりのサポートがしたい!」という理由で、メーカーを中心に就職活動を進めていましたが、文系の私には製品の詳しいことはちんぷんかんぷん。なので“どんな人と働くことができるのか”が私の就活の大きなキーポイントでした。
一番の決め手は、面接の時に一番私の本性をさらけ出せたこと。当時の採用担当がとてもフランクな雰囲気を作ってくれたのでいつもの自分で挑むことができました。
また、説明会の時に開催された若手社員との座談会の時に、社員が製品のことをとても楽しそうに説明してくれ、自社の製品を愛しているということを感じることができたのも、当社を選んだ決め手の一つでした。

A&Dらしさについて

A&Dは自分で物事を考える環境を作ってくれる会社だと思っています。例えば、ある新しい仕事を指示される時でも、最初から1から10まで教えてくれるわけではありません。
ある程度概要の説明があり、そこから自分で考える幅を与えてくれます。もちろん、悩んだり、わからないところがあればサポートをしてくれますが、その幅がある分、自分の考えを反映させながら仕事ができます。
また、若手社員のうちから、仕事に対しての提案や意見もしやすい環境があるのかなとも感じています。

休日の過ごし方

家でゴロゴロしたり、友人とキャッチボールをしたりカラオケに行ったり、土日は基本的に休みなので割と自分の好きなことをできる時間は多いと感じています。また、独身寮があるので同期同士の中も深まりやすいと思います。先日は日本酒の試飲会に行って日本各地の日本酒を堪能してきました。

学生へのメッセージ

就職活動でわかる企業のことは限られていると思います。数回の説明会では、出会える社員の人数も限られていますし、会社の実態の100のうち10も知ることができないかもしれません。だからこそ、気になった企業があったらどんどん質問してください。説明会で足りなかったら後で電話して聞いてもいいと思います。仕事はこれからの時間の大半を共にしていくものです。入社してから「イメージと違った」ということがないよう、就職活動を大事にしてほしいと思います。

タイムスケジュール

8:30 出社・メールチェック
9:00 子会社財務諸表チェック・修正
15:00 翌日の会議資料準備
18:30 退社

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