8. 各種設定

ホーム画面で P339#yIS1 [電源/メニュー/決定]ボタンを短押しすると、メニュー画面が表示され、各種設定ができます。

注記

P339#yIS1 [電源/メニュー/決定]ボタンを3秒以上長押しすると、電源がオフするため、長押ししないでください。

設定項目一覧

設定項目 内容

アルバム

保存したデータを表示

測定設定

放射率

放射率を変更

パレット

熱画像表示の切り替え

画像モード

画像モードの変更

レベルスパン

温度スケールの設定

距離

測定物との距離を設定

熱画像位置補正

サーマル画像と可視光画像の位置調整

アラーム

有効

アラーム機能のオン/オフ設定

判定

閾値の以上/以下の設定

アラーム閾値

判定基準の温度設定

アラームリンク

モードパレットのオン/オフ設定

温度範囲

熱画像センサの温度切り替えの設定

色分布

サーマル画像の熱分布の設定

表示設定

最高温度カーソル

各カーソル表示のオン/オフ設定

最低温度カーソル

画面中央温度カーソル

パラメータ

パラメータ表示のオン/オフ設定

温度スケール

温度スケール表示のオン/オフ設定

SuperIR

SuperIR機能のオン/オフ設定

可視画像を保存

可視画像保存のオン/オフ設定

デバイス設定

オートパワーオフ

オートパワーオフの時間設定

バージョン

モデル

モデル名表示

ファームウェア

ファームウェアバージョン表示

シリアル番号

シリアル番号表示

ストレージ

ストレージの残量表示

時刻と日付

日時の設定

12時間

12時間表示、24時間表示の設定

時間

時刻の設定

日付

日付の設定

ストレージのフォーマット

ストレージをフォーマットする

デバイスの初期化

デバイスを工場出荷時設定に戻す

言語

表示言語の設定

(サポートは日本語のみ)

8.1. アルバム

表示画像およびビデオ画像のデータはすべてアルバムに保存されます。

参照

保存されたデータの確認および削除方法は「7.4.6. 保存データの確認方法および削除方法」を参照してください。

8.2. 測定設定

測定に関する設定を変更します。

P339#yIS1メニューボタンを押すとメニューが表示されます。P323#yIS1上下カーソルボタンで操作し、カーソルを「測定設定」に合わせ、P339#yIS1メニューボタンを押します。

8.2.1. 放射率

測定対象の放射率を設定することでより正確な測定ができます。
カスタム設定または放射率一覧から選択してください。

参照

各放射率については、「12. 放射率表(参考資料)」を参照してください。

カーソルを「放射率」に合わせてP339#yIS1メニューボタンを押します。

現在設定されている放射率の右側にラジオボタンが表示されています。

カーソルで設定したい放射率に合わせます。

P339#yIS1メニューボタンを押すと、右側のラジオボタンが切り替わり設定が変更されます。P335C8T4#yIS1戻るボタンを3回押すとホーム画面に戻ります。

放射率をマニュアルでカスタムする場合は、以下手順で設定します。

カーソルを「カスタム」に合わせて P339#yIS1 [電源/メニュー/決定]ボタンを短押しします。

「カスタム」右側のラジオボタンを切り替えると放射率の項目が表示されます。

メニュー画面:カスタム

放射率にカーソルを合わせて P339#yIS1 [電源/メニュー/決定]ボタンを短押しします。

放射率数値に青枠が表示され、数値を変更できるようになります。

放射率

放射率数値に青枠が表示され、P323#yIS1上下カーソルボタン数値を変更できるようになります。数値を合わせてP335C8T4#yIS1戻るボタンを押すと、放射率の設定変更が完了します。

8.2.2. パレット

熱画像表示を任意の色に変更できます。

参照

各熱画像表示の詳細については「7.4.2. 熱画像表示の切り替え」を参照してください。

補足

ホーム画面でも P602#yIS1 [下]ボタンを押すごとに、熱画像表示が順番に切り替えできます。

以下のように熱画像表示種類が表示されます。

ラジオボタンが点灯している熱画像が現在選択されている熱画像です。

パレット表示

任意の熱画像にカーソルを合わせて P339#yIS1 [電源/メニュー/決定]ボタンを短押しします。

ラジオボタンが切り替わり熱画像表示設定変更が完了します。

8.2.3. 画像モード

熱画像のモードを切り替えることができます。

参照

各熱画像モードの詳細については「7.4.1. 画像モードの切り替え」を参照してください。

補足

ホーム画面でも P613#yIS1 [上]ボタンを押すごとに、熱画像のモードが順番に切り替えることができます。

以下のように熱画像のモードが表示されます。

ラジオボタンが点灯している熱画像が現在選択されている熱画像です。

画像モード表示

任意の画像モードにカーソルを合わせて P339#yIS1 [電源/メニュー/決定]ボタンを短押しします。

ラジオボタンが切り替わり熱画像のモード設定変更が完了します。

8.2.4. レベルスパン

温度スケールの上限と下限を設定できます。

温度スケールの上限と下限を設定することで測定対象をより明確に表示することができます。
設定はマニュアルと自動から選択してください。
自動を選択すると測定環境から自動で設定されます。
レベルスパンをマニュアルで設定する場合は、以下手順で設定します。

補足

設定値は-20.0~550.0です。設定値は必ず上限>下限となるように制限されています。

カーソルを「設定モード」に合わせ P339#yIS1 [電源/メニュー/決定]ボタンを短押しします。

「設定モード」右側をマニュアルに変更すると、「パラメータ」の項目が表示されます。

設定モード

パラメータにカーソルを合わせて P339#yIS1 [電源/メニュー/決定]ボタンを短押しします。

熱画像と温度スケールが表示されます

レベルスパン表示

P339#yIS1 [電源/メニュー/決定]ボタンを押すごとに上下限の南京錠ロックと解除が切り替わります。

ロック

解除

ロック

解除

設定したい上限、下限または上下限量の両方を解除します。

[上下カーソル]ボタンで設定値を合わせ P642#yIS2 [戻る]ボタンを押すと、温度スケール上下限値の設定が完了します。

補足

上下限の両方を解除すると、上下限値とも同じ値で変化します。

8.2.5. 距離

測定対象の距離を設定することでより正確に測定できます。

「距離」にカーソルを合わせて P339#yIS1 [電源/メニュー/決定]ボタンを短押しします。

距離

距離の数値部分に青枠が表示され、数値を変更できるようになります。

距離数値

P595#yIS1 [上下カーソル]ボタンで数値を合わせて P642#yIS2 [戻る]ボタンを押します。

距離設定変更が完了します。

8.2.6. 熱画像位置補正

熱画像と可視画像の表示ずれを補正できます。

参照

設定手順は「7.4.3. 熱画像位置補正」を参照してください。

8.2.7. アラーム

アラームの有効、無効が設定でき、有効にすると、閾値以上で測定値と表示画面対象が赤色で表示、閾値以下で測定値と表示画面対象が青色で表示されるように設定することができます。

補足

測定値の色の変化は最高または最低温度カーソル有効時に動作します。

有効

P339#yIS1 メニューボタンを押す毎にアラームの有効/無効を切り替えることができます。

アラームを有効にすると各種メニューが表示されます。

アラーム有効時

アラーム無効時

アラーム有効時

アラーム有効時

アラーム閾値を超えると、右上のMax、Minの部分の色が変わります。

例:判定を「以上」に設定し、アラーム閾値を超えた場合、Maxと温度表示が赤色になります。

例:判定を「以下」に設定し、アラーム閾値を下回った場合、Minと温度表示が青色になります。

判定

P339#yIS1メニューボタンを押すごとに閾値に対しての判定が以上、以下に切り替えることができます。

アラーム閾値

アラームの判定基準の温度を設定します。

「アラーム閾値」にカーソルを合わせて P339#yIS1メニューボタンを押すと、閾値に青枠が表示され、数値を変更できるようになります。

補足

閾値設定範囲は-20.0~550.0°Cです。

「アラーム閾値」にカーソルを合わせてP339#yIS1メニューボタンを押します。

アラーム閾値の数値部分に青枠が表示され、数値を変更できるようになります。

P323#yIS1上下カーソルボタンで数値を合わせてP642#yIS2戻るボタンを押すと、アラーム閾値の変更が完了します。

アラームリンク

表示画面の配色によりアラーム閾値で設定した閾値値を超過した部分に色を付けて判別しやすくする機能です。

「アラームリンク」にカーソルを合わせて メニューボタンを押します。

P339#yIS1メニューボタンを押す毎にモードパレットの有効、無効を切り替えることができます。

モードパレット有効時

モードパレット無効時

モードパレットを有効にすると表示画面の配色によりアラーム閾値を超過している場所の色が変わります。

例:判定を「以上」に設定し、アラーム閾値を超えた場合、Maxと温度表示、アラーム閾値を超えている部分が赤色になります。それ以外の部分は灰色になります。

例:判定を「以下」に設定し、アラーム閾値を超えた場合、Minと温度表示、アラーム閾値を下回っている部分が青色になります。それ以外の部分は灰色になります。

8.2.8. 温度範囲

測定対象物の測定温度にあわせて温度センサーの温度範囲を設定することで、より正確な測定をすることができます。

P323#yIS1上下カーソルボタンで「-20~150℃」、「100~550℃」、「自動切換え」から測定対象物の温度に合わせて メニューボタンを押すと、ラジオボタンが切り替わり変更できます。

温度範囲

注記

自動切換えの場合、例として熱画像に200℃の測定対象と50℃の非測定物が映っていると、非測定物の温度範囲で自動的に切り替わり、測定してしまうことがあります。その場合、「100~550℃」に設定すると切り替わらなくなります。

8.2.9. 色分布

熱画像表示の色分布を見やすく変更することができます。

「ヒストグラム」、「リニア」のどちらかにカーソルを合わせて P339#yIS1メニューボタンを押すと、ラジオボタンが切り替わり設定を変更することができます。

8.3. 表示設定

各カーソル、パラメータ、温度スケールの設定をオンにすることで熱画像内に表示することができます。

記号 項目 内容

a

最高温度

カーソル

熱画像画面内で最高温度測定箇所をカーソルで表示します。

b

最低温度

カーソル

熱画像画面内で最低温度測定箇所をカーソルで表示します。

c

画面中央温度

カーソル

熱画像画面内で中心部温度測定箇所をカーソルで表示します。

d

パラメータ

熱画像画面内で測定対象の距離と放射率を表示します。

e

温度スケール

熱画像画面内の配色を温度スケールを表示します。

表示設定

8.4. SuperIR

熱画像に補正を行い、疑似的に解像度を高めて鮮明で詳細な熱画像を表示します。

「SuperIR」にカーソルを合わせて メニューボタンを押します。

P339#yIS1メニューボタンを押す毎にSuperIR機能の有効、無効を切り替えることができます。

SuperIR有効時

SuperIR無効時

8.5. 可視画像を保存

熱画像保存時、熱画像と一緒に可視画像を保存することができます。

「可視画像を保存」にカーソルを合わせて メニューボタンを押します。

P339#yIS1メニューボタンを押す毎に可視画像の保存する、保存しないを切り替えることができます。

可視画像を保存する時

可視画像を保存しない時

8.6. デバイス設定

デバイスに関する設定を変更します。

P339#yIS1メニューボタンを押すとメニューが表示されます。P323#yIS1上下カーソルボタンで操作し、カーソルを「デバイス設定」に合わせ、P339#yIS1メニューボタンを押します。

8.6.1. オートパワーオフ

電源がオンの状態で一定時間操作が行われない場合、設定された時間の経過後に自動的に電源がオフになります。

設定時間はオフ、10分、20分、30分、40分、50分、60分の中から選択することができます。

カーソルを「オートパワーオフ」に合わせて P339#yIS1メニューボタンを押します。

現在設定されているオートパワーオフの時間の右側にラジオボタンが表示されています。

カーソルで設定したいオートパワーオフの時間に合わせます.

P339#yIS1メニューボタンを押すと、右側のラジオボタンが切り替わり設定が変更されます。P642#yIS2 戻るボタンを3回押すとホーム画面に戻ります。

8.6.2. バージョン

カーソルを「バージョン」に合わせて P339#yIS1メニューボタンを押します。

バージョンの内容が表示されます。

下表内容を確認できます。

項目 内容

モデル

製品名を表示します。

ファーム

ウェア

カーソルを「バージョン」に合わせてP339#yIS1メニューボタンを押すと、ファームウェアバージョンが表示します。

シリアル

番号

製品個体のシリアル番号を表示します。

ストレージ

記憶媒体の全体容量と残容量を表示します。

8.6.3. 時刻と日付

年月日時刻の設定をすることができます。

参照

設定手順は「7.3. 年月日時刻を設定する」を参照ください。

時刻表示を12時間表示または24時間表示に切り替える場合、「12時間」にカーソルを合わせてP339#yIS1メニューボタンを押し切り替えます。

24時間表示の場合

12時間表示の場合

8.6.4. ストレージのフォーマット

アルバム内データを工場出荷状態に戻し、データをすべて削除することができます。

「ストレージのフォーマット」にカーソルを合わせて P339#yIS1メニューボタンを押します。

「ストレージをフォーマットしますか?」表示

「ストレージをフォーマットしますか?」と表示されるので「OK」を選択するとデータはすべて削除されます。

データ削除を行いたくない場合は「キャンセル」を選択してください。

注意

一度削除したデータは復元することができないので、 注意して削除してください。

8.6.5. デバイスの初期化

本製品の内部設定などを工場出荷時の状態に戻します。
本製品を出荷時状態に戻したい場合や、正常な動作をしない場合はデバイスの初期化を行ってください。

カーソルを「デバイスの初期化」に合わせ、P339#yIS1 メニューボタンを押します。

メニュー画面1

「デバイスを初期化しますか?」と表示されます。初期化する場合、カーソルを「OK」に合わせ、 メニューボタンを押します。

「初期化中」と表示されます。初期化が終了するまでそのままお待ちください。

「デバイスを初期化しますか?」表示

初期化が終了すると「工場出荷時設定に初期化しました。デバイスを再起動します。」と表示され、自動的に再起動します。

再起動後は、言語設定と日付設定の画面が表示されるので、必要に応じて設定を行ってください。

8.6.6. 言語

表示言語を変更できます。

以下が変更可能な言語です。

注意

サポートは日本語のみ。

英語

ポルトガル語

ポーランド語

フィンランド語

ドイツ語

イタリア語

ルーマニア語

オランダ語

フランス語

日本語

デンマーク語

ノルウェー語

ロシア語

ハンガリー語

トルコ語

スウェーデン語

韓国語

チェコ語

中国語

エストニア語

スペイン語

スロバキア語

アラビア語

8.7. USBキャスト画面

標準UVCプロトコルに準拠したアプリを使用することで熱画像の映像を共有できます。
以下はWindowsのカメラアプリを使用した場合の手順です。

製品本体の電源をオフにした状態で付属のUSBケーブルパソコンと接続します。

製品本体の電源をオンし、しばらくすると表示画面にUSBモードの画面が表示されます。

USBモード画面

「USBキャスト画面」にカーソルを合わせてメニューボタンを押すと、ラジオボタンが切り替わります。

USBキャスト画面

P642#yIS2 [戻る]ボタンを押すと、熱画像画面が表示されます。

Windowsでカメラアプリを起動すると以下のように製品表示画面を共有することができます。

製品表示画面