8つの基盤技術・5つの事業領域

8つの基盤技術

A&Dには8つの基盤技術があります。この8つの基盤技術には、長い年月をかけて開発投資を行うことが必要不可欠であり、磨き続けることで、はじめて企業が成り立つという考えに基づいています。

  1. アナログ回路技術
  2. 金属膜・箔技術
  3. CPU実装技術・デジタル回路技術
  4. 信号処理技術
  5. モデル化技術
  6. モデル開発のためのツール技術
  7. RDB(リアルタイム・データベース)
  8. 有限要素法を用いた機械設計技術

RDBとは、Relational Database=リレーショナルデータベースではなく、Realtime Data Base = リアルタイム・データベースに基づいて関係されるデータベースのことを指します。この技術は、計画した時点でリアルタイムにデータをすべて格納し、いつでも引き出せるシステム構成をつくるというものです。

また、有限要素法は現在ではあたり前ですが、実はあまり使われていません。難しい説明は省きますが、機械モデルを有限要素法でつくりシミュレーションをかけることで、大型機械の運動がわかります。将来的には、図面=画面解析のようなものも入ってくる予定です。 このような8つの基盤技術をベースに生まれたものが下記の5つの事業分野です。

5つの事業領域

  1. 開発プロセスを革新する「計測・制御・シミュレーション」の分野
  2. 半導体製造用の「電子銃」とそれにともなう「A/D、D/A変換器事業」の分野
  3. 音や振動などの物理信号を解析する「波形解析システム」や各種材料試験機などを中心とする「計測」の分野
  4. 物の重さを計測して、デジタル表示する電子天びんなどが中心の「計量」の分野
  5. デジタル血圧計や体重計などを中心とする「医療・健康」のME(メディカル)分野

強固な8つの基盤技術を応用することで、5つの事業分野に留まらず、様々な事業分野に対応することができます。つまり、8つの基盤技術を磨き続けることで、事業領域や分野を拡大させ続けることができるということです。

また、基礎技術の上に乗っているアプリケーション技術についてですが、これは物事の主従を意味するものではありません。基盤技術を磨くことでアプリケーションの派生域も拡大しますが、それらの技術は同時並行的に関与し合うため、アプリケーション技術を磨くことが基盤技術の深耕にも役立ちます。

時代や市場によって求められるものが違う以上、A&Dは臨機応変に柔軟性を持って常に脱皮と進化を繰り返すことで数々のロングセラーを生み出し続けています。