ウェイングインジケータ(計量指示計)|計量(計量機器)ウェイングインジケータ AD-4410 Modbus-RTU応用例

Modbus とは

ModbusはModicon社が1979年、同社のプログラマブルロジックコントローラ(PLC)向けに策定したシリアル通信プロトコルで、仕様が公開されており、利用が無料であるため、現在では産業用電子機器を接続する一般的手段となっています。

ModbusはModbus-RTU、Modbus-ASCIIというプロトコルがあり物理的な通信手段はRS-232C、RS-422、RS-485が一般的です。
人間同士のコミュニケーションに例えると、Modbus-RTU、Modbus-ASCIIというのは日本語や英語のように言語となり、RS-232C、RS-422、RS-485は電話、はがき、電子メールなどの物理的な通信手段ということになります。
つまり一方が英語で話し、もう一方が日本語で話しても会話が成り立たないように、Modbus-RTUとModbus-ASCIIを同じシステムに混在させてしまったら物理的につながっていてもデータのやり取りはできません。

産業用電子機器のModbus通信ではModbus-ASCIIよりも伝送効率が高いModbus-RTUが大変多く使われていますが、最近ではイーサネットが普及してきたためModbus-TCPという新たな手法も出てきています。

Modbus-RTU応用例

インジケータでのModbus-RTU通信は過去PLCとの接続が多くを占めていましたが、ここ数年タッチパネル式の表示器がModbus-RTUプロトコルを標準で搭載するようになりましたのでAD-4410もタッチパネルとの接続が可能になりました。

AD-4410とタッチパネルをModbus-RTUで接続した場合、以下のような表示や設定ができます。

AD-4410とタッチパネルをModbus-RTUで接続した場合の表示、設定例
AD-4410製品画像

インジケータだけの表示では総重量、正味値は同時に見ることはできません、また風袋値は全く見ることはできません。さらに上下限値やゼロ付近の設定に入るためには、5~6ステップかかります。タッチパネルタイプの表示器を使用すれば設定が容易であり直感的な操作が可能になります。

AD-4410と接続でき動作が確認できたタッチパネルは以下の製品になります。

  • オムロン株式会社製プログラマブルターミナル NBシリーズ(3.5~10.1インチ)
  • 株式会社デジタル社製プログラマブル表示器 GP4000シリーズ(3.5~12.1インチ)
  • 光洋電子工業株式会社製プログラマブル表示器 ViewJetmore(5.7~15.0インチ)
  • 株式会社キーエンス製タッチパネル VT3シリーズ(4.0~15.0型)

接続方法

インジケータ1台とタッチパネル1台を接続する場合
インジケータ1台とタッチパネル1台の接続イメージ画像

インタフェースはRS-232CもしくはRS-485(オプション)を使います。
RS-232Cの場合一般的に伝送距離は15m以内となっています。それ以上距離を離す場合はRS-485を使用します。RS-485の伝送距離は1000m以上となっています。
ただし、RS-232CもRS-485も設置場所の環境が良くない場合、理論値より伝送距離が短くなることもあります。

インジケータ複数台とタッチパネル1台を接続する場合
インジケータ複数台とタッチパネル1台の接続イメージ画像

インタフェースはRS-485(オプション)を使います。
機種にもよりますがタッチパネル1台にAD-4410は最大32台を接続することが可能です。