検定付きはかり(取引・証明用はかり)について

計量法で規定される「取引」および「証明」行為(※1)に際しては、検定付きのはかり(※2)の使用が定められています。

検定付きのはかりには、使用される地区(※3)が明記され、それを超えて使用することはできません。例外として、校正用分銅内蔵型のはかり、および4級(目量が 1000以下)とO級(目量が800以下)のはかりは、使用場所の制限を受けません。

検定付きのはかりは、2年に1度の定期的な検査を受けることが義務づけられており、検査の実施時期は、各都道府県の計量検定所等の公的機関から公示されます。

※1 取引・証明とは?

「取引」:有償、無償に拘わらず、物又は役務の供給を行う業務上の行為
「証明」:公、又は業務上他人に一定の事実である旨を表明する行為
はかり売りなどは「取引」行為、公的機関への報告などは「証明」行為にあたるとされますが、最終的な判断はお近くの計量検定所等にご相談ください。

※2 検定付きはかりとは?

検定証印と基準適合証印

検定付きはかりは型式承認を取得し、「検定」(都道府県などの公的機関が、その性能・構造が一定の基準以上であることを検査するもの)に合格していることが求められ ます。検定に合格したはかりには「検定証印」が付されます。
また、一定レベルの品質管理能力があるとして、経済産業大臣より指定を受けた事業者は、製造したはかりを自ら検査し、検定証印と同等の効力を有する「基準適合証印」を付すことができます。エー・アンド・デイは、「指定製造事業者」として認定されています。
はかり本体の側面または背面に これらの証印が刻印されています。

※3 使用される地区(使用地域)とは?

計量器は、重力加速度の影響を受けておりますので、検定付きはかりをお求めの際は、ご使用になる地域をご購入店にて必ず明示の上、お求めいただきますようお願い申し上げます。

ご注意ください 検定銘板が見えなくなると、定期検査が受けられません

はかりの清掃・洗浄時に過度の力で磨いたり、タワシ等を使用すると、検定銘板シールが剥がれたり、印刷文字が消えてしまい定期検査が受けられなくなります。ご注意下さい。

 こちらはSJ-15KWPの検定銘板です

検定付きはかりの販売には届出が必要です

検定付きはかりの販売には届出が必要です

第51条
政令で定める特定計量器の販売(輸出のための販売を除く。)の事業を行おうとする者は、経済産業省令で定める事業の区分(第2号において単に「事業の区分」という。)に従い、あらかじめ、次の事項を、当該特定計量器の販売をしようとする営業所の所在地を管轄する都道府県知事に届け出なければならない。ただし、届出製造事業者又は届出修理事業者が 第40条第1項又は 第46条 第1項の規定による届出に係る特定計量器であってその者が製造又は修理をしたものの販売の事業を行おうと するときは、この限りでない。

  1. 氏名又は名称及び住所並びに法人にあっては、その代表者の氏名
  2. 事業の区分
  3. 当該特定計量器の販売をしようとする営業所の名称及び所在地

検定付きはかりの用語について

最小測定量、使用範囲 とは

最小測定量とは、「取引・証明」用として、そのはかりが使用できる、計量値の一番小さい値のことです。それ以下の計量値については、表示はされていても「取引・証明」用としては使用できません。
この最小測定量は、そのはかりの等級(精度)によって規定されています。エー・アンド・デイのカタログやホームページでは分かりやすいように「使用範囲」という表現にしています。

  • 例:GX-200R ひょう量 210g / 目量 0.01g / 使用範囲 0.02g~210g
  • GX-200Rの最小測定量は0.02gです。 従って0.02g未満は「取引・証明」には使用できません。

補助表示、拡張表示 とは

補助表示機能のある計量器では、目量よりも下の桁の数値(実目量(d))が別枠で表示されます。この別枠で表示された部分が補助表示です。
別枠で表示されている数値は「取引・証明」には使用できません。
補助表示機能搭載機種 : GX-Rシリーズ / FZ-iWPRシリーズ / FZ-iRシリーズ / GX-KRシリーズ / GP-Rシリーズ

拡張表示機能のある計量器では、目量よりも下の桁の数値(実目量(d))が一時的に表示されます。
一時的に表示される数値は「取引・証明」には使用できません。
拡張表示機能搭載機種 : EK-610i-K / EK-6100i-K